商法・会社法は捨てずに取り組もうと思います。
それではおすすめの勉強方法はなにかありますか?
今回は商法・会社法の勉強方法を紹介していきます。
どういった勉強方法をすればいいのか?初めて勉強するあなたは疑問に思っているのではありませんか?私も最初はどういった方法がいいのか迷っていました。
そこで私の経験をもとに、商法・会社法の勉強方法を紹介していきます。
商法·会社法は捨てていいの?
まず商法・会社法の学習をする上で大事なことをいいます。
捨てるのはやめて、頻出分野のみ取り組みましょう。
というのも、
- 300点満点中20点の配点(0.7%)
- 条文数が民法並に多い(1000を超えている)
なので全範囲を完璧にやろうとするのは現実的とはいえません。実際私も、あまり出題されない分野なんかは全く手を出しませんでした。
それではなぜ捨ててはいけないというのか?それは基本的な知識さえあれば、2・3問は確実に正解できる難易度であるからです。
商法・会社法での勉強するおすすめの分野
設立分野
ほとんどの年で出てくるところがこの設立の部分です。正直ここは範囲もそこまで広くないですし、テキストでもだいたい最初に出てくる分野です。
ですから、心理的にも比較的取り組みやすいのかなという感じがします。
特に絶対的設立事項とか、変態設立事項の部分は頻出ですから、やっておいて損はありませんよ。
取締役·取締役会
この取締役の部分はちょっと範囲が広い感じはするんですが、いかんせんよく問われる部分ですのでピックアップします。
ぶっちゃけ余剰金とか監査役とかよりは、まだ取締役の方がイメージは掴みやすいんじゃないかと思います。
具体的には取締役会、取締役の役割とかこの辺はホントによく問われる部分です。問題集でも他の分野に比べると問題数も多いので、おすすめのところですね。
商法・会社法の勉強におすすめの問題集
次に商法・会社法の対策におすすめの問題集や教材を紹介します。ここでは3つ紹介します。
- 合格革命 肢別過去問集
- LEC出る順 ウォーク問
- ユーキャン行政書士講座 添削課題
私のブログ内でたびたびお勧めしているものになりますが、肢別過去問集とウォーク問の2冊です。
それに加えてユーキャン行政書士講座の添削課題はプラスαでの提案になります。
おすすめの問題集・教材についてもう少しくわしく読みたい方は、下のリンクからどうぞ。
商法·会社法にはまりすぎないように
ここまで読み進めて来たあなたに改めて大事なことを言っておきます。
絶対に民法、行政法を疎かにしてはいけません。
疎かにしない範囲で商法·会社法に取り組んでください。本末転倒になっちゃいますからね。あくまで主要科目に力を入れる。これは行政書士試験の勉強をするにあたって、忘れてはいけない原則です。
たしかに私は商法・会社法を捨てるべきではないと考えています。しかしどうしても、
- 時間がない
- どうしても理解が進まない
というときは民法・行政法の学習を優先です。
まとめ
今回は商法・会社法の勉強法について紹介しました。まとめると、
- 商法・会社法は最低限の学習を心がける
- 時間がないときなどは、民法・行政法を優先する
- 学習するのにおすすめの分野は、設立・取締役会の2つ
今回紹介した分野にしぼって、民法・行政法をおろそかにしない程度に学習してみてください。
商法・会社法で5問すべて正解する必要はありません。しかしここで2・3問正解できると、心理的に楽になります。ぜひあなたには、2問正解するという心いきでやってみてください。