行政書士試験に合格するために、六法の活用を検討中です。六法の使い方やどの六法を選ぶのかというところまで知りたいです。
今回は六法について、必要な理由から使い方・おすすめの六法に至るまで紹介していきます。
- これから六法を活用すべきか迷っている
- 六法を買うことにしたが、どれを買うべきかわからない
- すでに六法を購入したが、使い方がわからない
いずれかにあてはまっているというあなた。令和元年度合格者の私がこれらの疑問にすべて答えています。
私も最初は上記のような疑問を持っており、モヤモヤしていました。こういった疑問を持つ時間がもったいなかったです。
そこであなたには疑問を持つ時間を省略して、勉強時間に充てて欲しいところです。この記事を読めば、あなたの持つ疑問は解決します。
六法って何?辞書みたいなやつ?
六法とは、
・これら6つが掲載されたものが六法全書
六法は行政書士試験の勉強に必要か
結論から言えば、私は必要であると考えています。
私は2回目の挑戦で合格しました。その際、
- 1年目→買ったけどほとんど使わず
- 2年目→積極的に勉強に取り入れた
六法を積極的に使用した結果、令和元年度の本試験に合格できました。それではなぜ六法が必要なのか?
私は条文の細かいところの理解や暗記が、六法を使用することで解決していきました。
行政書士試験は受験生を上手くはめるような、細かい部分のひっかけが多いです。それは知識的なものから、条文の一部が微妙に違うというような形で表れます。
事実、令和元年度の択一式の問題も条文知識がしっかりしていれば解ける問題も多かったですし。
別記事で条文知識が曖昧だと、ひっかかりやすいという事例を例題を使って解説しました。より詳しく六法が必要であると認識できるかと思います。読んでみてください。
行政書士試験の勉強に六法が必要だといえるたった1つの理由とは?
六法の使い方
それでは続いて六法の使い方を説明していきます。実際に私が実践していた使用方法です。
・わからない、間違えた、正解したが自信がないときに確認
・マーカー、付箋でチェック
・適宜書き込むのもあり
・試験直前期には条文の読み込み
主に使う用途は、わからないとき・間違えたときです。該当箇所の条文をその都度チェックするクセをつけましょう。
また、ただ眺めるだけではなくて、マーカーを引く・付箋を貼るなどもしておいた方がいいでしょう。おそらく何回も確認することになりますからね。
さらに条文の読み込みを行うのにも六法はもってこいです。読み込みのために、マーカーや付箋を張るという作業も活きてきますよ。
別記事でさらに詳しく六法の使い方を順序建てて説明したり、マーカーを引くときの注意点なんかも書いてます。そちらもご覧下さい。
おすすめの六法
それではいったいどの六法を使えばいいのか?書店にいけば、おおきいところだと何種類も六法が置いてあります。正直迷いますよね。
そこでこの記事では実際に私が買った・使っていた六法を2つ紹介します。
・ケータイ行政書士ミニマム六法
デイリー六法
まず1冊目はデイリー六法です。デイリー六法の特徴は、
・文字も小さめ
一言で言えば、内容は充実しているが持ち運びには適さない
という六法になります。
デイリー六法は私が学習1年目のときに買った六法です。しかし試験勉強自体のモチベーションが無くなっていた時期と重なったこともあり、あまり使用せずに終わりました。
やはり重くて外出先に持っていけないというのがネックに感じましたかね。ただ内容は全条文あるので完璧です。
ケータイ行政書士ミニマム六法
2冊目のケータイ行政書士ミニマム六法の特徴をまとめると、
・条文すべてが掲載されているわけではない
一言で言えば、コンパクトで持ち運びにも便利だが全条文の掲載はない
ミニマム六法はとにかく軽くて、ページ数もデイリー六法に比べれば少ない六法です。ミニマム六法を使用している受験生も一定数いらっしゃるのではないでしょうか。
ただし全条文が載っていないのが唯一の弱点と言えます。その場合私は別紙に条文を書き足していました。そこまで足かせには感じませんでしたが、めんどくさがりな人にはかなりマイナスポイントでしょう。
デイリー六法・ミニマム六法両方についてさらに詳しく別記事で書いておりますので、ご覧下さい。
六法は試験会場に持ち込めるの?
ちなみに六法は本試験会場に持ち込むことはできません。ちなみにこれは試験中に六法を見ながら解くのがダメということです。
試験が始まる前の時間には、六法を見るのは構いませんよ。試験が始まったら、カバンにしまえば大丈夫です。
まとめ
今回は六法について、概要から必要性・使い方・おすすめの六法までを紹介してきました。今回紹介したことを参考に、ぜひあなたの学習に六法を取り入れてみてください。
うまく六法を活用できれば、きっと点数アップに貢献してくれますよ。