行政書士試験の合格の為に通信講座を使う方法もあるみたいですね。
ところで何か通信講座を使うといいことがあるんでしょうか?
デメリットもあわせて知りたいですね。
今回は通信講座を使うといいこと・悪いことについて、私の実体験を交えて紹介していきます。
私は令和元年度の行政書士試験に2回目の挑戦で合格しました。
その際私は通信講座を使いました。通信講座のおかげで合格までたどり着いたといっても過言ではありません。
まだ通信講座を使うかどうか迷っている状態のあなたは、通信講座って正直どうなの?という思いがあるでしょう。実際私も最初そうでしたからね。
もちろん通信講座を使うことにもメリットもあればデメリットもあります。そこを合格者の私が実際感じたことをそのままあなたにお伝えしていきます。
通信講座を使って良かったところ
学習指針が参考になる
まず当たり前ですが、各社合格までの道筋がきちんと用意されています。これは法律の初学者にはものすごく助かることです。初学者にとってはまず何から始めていけばいいのかわからないと思います。
例えばユーキャンの場合、申し込みをした時点でそれぞれ個人個人に合った学習計画が提供されます。
逆に完全独学だと自分でわからないなりに、学習計画から勉強の仕方まで進める必要があります。それなりに法律の知識があるのであれば可能かもしれませんけどね。
わからないときは質問できる
まず前提として、質問できないカリキュラムになっている講座もあります。ただほとんどの通信講座では質問することができます。
実際私は2つの通信講座を利用しましたが、どちらも質問は何回でも可能でした。私は質問対応してもらえるということはすごくメリットだなぁと感じました。
法律初学者の完全独学だと、当然わからないことだらけです。質問したいことがないという人はおそらくいません。
また例えばユーキャンの場合ですが、1日に質問は3個までと制限はありますが、毎日質問は受け付けられています。このようにプロに質問できるというのはすごくありがたいメリットです。活用しない手はありません。
逆に悪かったところ
お金はかかる
これも当然といえば当然ですけどね。完全に独学の場合と比べればそうなります。通信講座を使う場合は、だいたい6万~10万くらいはとんでいきます。
まぁここは各人の考え方ですよね。
- 多少の出費を覚悟で、なるべき短期で合格を目指す
- どうしてもお金をかけたくない。自力でなんとか合格する
どっちが正解とかないので、それぞれの考え方で学習スタイルを決めていくといいですよ。
市販の教材を買い足す必要もある可能性
これも通信講座の内容やカリキュラムによりますし、各人の判断にもよります。私は実際に市販の過去問を買い足しました。ゆうても5冊ほどですが(あまり使わなかったものもある)。
例えば資格スクエアの講座では、アウトプットを極力省いたカリキュラムになっています。この場合は別に1冊でも問題集を買い足したほうがいいでしょう(ちなみに最初に過去問集は1冊は、資格スクエアから送られてきます)。
ただし基本は講座の教材がありますから、何冊も買い足す必要はありません。おそらく買いすぎてもそこまで手が回らなくなります。必要に応じて各人で判断してください。
通信講座を使うことをおすすめしたい人
私が考えるのは次の3点です。
- 法律の勉強どころか、触れることもほぼ初めて
- ある程度学習指針がある方がいい
- 1年で合格する自信がない
3つに共通するのは、要は完全独学で合格する自信がない人ですね。今取り上げた3つは独学で行く場合に不安に感じるものです。
- 充実した教材・カリキュラム
- 用意された学習スケジュール
- わからないときは質問できる
といった武器があると、心強いと感じたあなた。通信講座を使うことで将来の独立開業という切り札が手に入る確率は高まるでしょう。
通信講座のおすすめはどこかという記事もありますので、こちらもどうぞ。
行政書士通信講座おすすめ[令和元年度合格者が実際使った講座2つ]
まとめ
今回は通信講座のメリット・デメリットを紹介してきました。初学者にとって、行政書士試験に完全独学で合格するのは結構難しいと言わざるを得ません。だからといって絶対に通信講座を使えば合格できるということもありません。
なので今回紹介したいいところ・悪いところを参考にして、どういうふうに学習を進めていくか決めていくといいんじゃないでしょうか。
通信講座に興味がわいたあなたにはこちらの通信講座のおすすめ記事をどうぞ。