行政書士にうかるのに必要な時間は…1000時間か。
うん?でもこっちのサイトでは600時間?
え、300時間でもうかる!?どれが本当の情報なんですか?
そもそも勉強時間の定義とは?
上で勉強時間は人それぞれだということを言いましたが、次は勉強時間の定義についてです。再び例をあげます。ちなみにそれぞれ勉強時間は1000時間やったということにします。
- Nくんは全て机に座って勉強した
- N子ちゃんは通勤の電車の中で勉強+机に座って勉強
- Nよしくんは以前宅建試験の勉強で民法をやったことがある+机に座って勉強
といった感じでおそらく人によって何を勉強時間に含めるとか違うと思うんですよ。ですからやはり一概に勉強時間を語るというのは意味があまりないんじゃないでしょうか。
勉強方法を正しいものに
というわけでここからは実際に行った私の勉強法の話をしていきます。すでにのべたようにあまり意味のない勉強を長時間やったとしても合格に近づくことは難しいです。
1年目の勉強方法
1年目は途中で挫折しましたので勉強法が確立していたとも言いがたいのですが、一応紹介します。
一言で言うとインプット中心でしたね。そもそも理解できていなかったので、過去問を解こうという発想になりませんでした。なので無駄に基本書を読み込んでマーカーを引くぐらいしかしませんでした。
もちろん1年目は不合格でありました。
2年目の勉強方法
2年目は勉強法の根本から見直そうと考えて、ネットで色々情報収集していました。するとインプット<アウトプットが大事であるとの情報を信じることにしました。
2年目に使用したテキスト等の記事も書いています。ご覧ください。
こうしてアウトプット中心の勉強法に変えたことでいい変化がでてきます。
勉強内容>勉強時間を意識した結果
このように2年目はアウトプット中心の勉強法に切り替えて継続していました。そうこうしているうちに9月になり模擬試験を受ける季節になりました。
ちなみに模試はユーキャンのものを2回受けました。
模試でいきなり200点超え
最初の模試では正直めちゃくちゃできた!っていうほどでもなかったのですが明らかに1年目より手応えがありました。すると結果は…
まさかの200点超えでした!1年目の同じ頃は110点しかとれなかったことを考えると、すごい進歩です。
この勢いのまま2回目の模試でもきっちり180点到達です。これは勉強法を見直して正解だったと確信しました。
2年目でついに…
そして遂に本試験の日です。もうここまででかなりやりきったという思いがありましたので少々自信もありました。
結果は無事に合格です。
そういうわけで私の行政書士試験における勉強は終わりを迎えたわけです。
まとめ
さて今回は行政書士試験における勉強時間に対する考え方について述べてきました。参考になる部分はありましたでしょうか?まとめると、
- ただ単に例えば1000時間やっても、勉強法が間違っていれば合格はできない
- また人によって勉強時間の定義が違う(ある人は隙間時間の勉強は勉強した時間に含んだり、含まなかったり等)
- 勉強時間より勉強内容の充実を図るべき
ということになります。考え方は人それぞれなので否定はしませんが、私は時間は気にせず、とにかく一つ一つ問題を潰していくことを意識する方が圧倒的に合格に近づくと感じました。
なので皆さんにもどうか時間に惑わされず、勉強内容にフォーカスしてやってみて下さい。きっと合格が近づいてくると思います。