行政書士試験の記述式の対策に使えそうな問題集を探していたんですが、TACの40字記述式問題集はどうでしょうか?
TACの40字記述式問題集を使ったらどうなったか?
私がこのTACの40字記述式問題集をしっかりやりこんだ結果、本試験の記述式で36点取ることができました。
私は行政書士試験は2回受けたんですが、1年目は記述式はわずか4点でした。しかし2年目にはこの問題集のおかげもあって、32点アップさせることができて合格につながりました。
TACの40字記述式問題集とはどんなものか?
まずこの問題集のスペックから紹介していきます。
- TACより出版
- およそ400ページ
- 縦21㎝×横15㎝
- 赤シート対応
- ページの左側に問題、右側に解答解説
出版元はTACさんです。みんなが欲しかった!シリーズの内の一種です。
ページ数は400ページほどありますが重さはそれほどありません。持ち運びにも問題ないでしょう。
そしてみんなが欲しかったシリーズはどれも赤シート対応になっていますが、この40字記述式問題集もそうなっています。私個人的に赤シート対応になっていた方が使い勝手がよくて好きです。
そしてページ構成ですが、左に問題、右に解答解説というパターンです。これは合格革命の肢別過去問集なんかと同様の、個人的に落ち着く構成です。
基本的なスペックは以上です。
収録内容
40字記述式問題集の具体的な中身を紹介します。
- 民法75問
- 行政法28問
- 多肢選択式39問
- 記述式の攻略法を120ページものボリュームで掲載
問題数ですが記述式だけで行政法と民法合わせて100問以上もあります。これって結構なボリュームですよ。ちゃんと取り組めば間違いなくプラスです。
ちなみにおまけで記述式の問題集ですが、多肢選択式の問題もそれなりに問題数が掲載されています。多肢選択式の練習もこの一冊で同時にできます。
そしておよそ120ページほどかけて記述式とは?というとこから解答の組み立てかたまで細かく手順を解説してあります。記述式とはなんぞや?という人でも分かりやすく説明してあります。
ですのでただの問題集と見くびってはいけません。かなり有能な一冊というわけです。
メリット
では改めてこの問題集のメリットをあげてみましょう。
- 問題数が豊富
- 多肢選択式の対策もできる
- 記述式の解き方まで説明されている
まずこの問題集の最大のメリットだと感じたのが問題数の多さですね。全部合わせて100問以上というのは相当いい練習になります。間違いありません。
しかもこの問題集に掲載されている問題は、全てTACの考えたオリジナル問題なのでいい練習になります。
また多肢選択式の問題もありますが、同時に対策できてラッキーっていう感じです。
ちなみに多肢選択式も全てではないですが、TACのオリジナル問題が載っていますので記述同様役立ちます。
最後に記述式の解き方がレクチャーされているというところですが、私はここのページが結構役に立ちました。なんならこの問題集を買う決め手になったのはこの部分のページがついていたからです。
改めて記述式というものを1から見直すのにも役立ちますので、すごくお得に感じました。
デメリット
デメリットもあげてみます。
40字記述式問題集の使い方
最後にこの40字記述式問題集の使い方を私の実例をもとに紹介します。
- 重要度の高い問題を中心に実際に紙に自分なりの答えを書く
- 答えを覚えようとしない
この記事の冒頭に記述式の対策に関する記事のリンクを貼りましたが、その中で実際に自分で書く練習が大事だと述べています。
実際に書く練習をこの豊富な問題数が載っている問題集で繰り返しましょう、ということです。最初は全然手が止まったり、的はずれなことを書いたりしがちですがそれが当たり前です。
大事なのは自分の力で解答を組み立てる力を養うことです。しかしその一方で答えだけを丸暗記しようとするのはオススメしません。
その暗記した問題が本試験で運よく出題されればしめたものですが、なかなかそうはいきません。実際2019年版の40字記述式からは出ませんでしたし。
試験委員もだいぶ研究して問題を作っているようですので、こういった書店で誰でも買える問題集から出題するというのは考えにくいでしょう。
大事なのは自分の培った知識を上手く組み立てる練習をするということに尽きるでしょう。
まとめ
今回はTACの40字記述式問題集について紹介してきました。どういった問題集なのかわかりましたでしょうか?
私はこの40字記述式問題集を特に本試験の直前期にやりこんだおかげで、それなりの解答を書くことができました。ですので答えを丸暗記ではなく、知識を理解して習得した上でこの問題集に取り組めば点数が取れます。
ぜひTACの40字記述式問題集を購入して記述式の対策に役立てみてください。
ちなみにその他に私が実際に使用したテキスト類の紹介記事も書いていますので読んでみて下さい。