ケータイ行政書士一般知識の紹介

ケータイ行政書士 一般知識 オススメテキスト・問題集
この記事は約10分で読めます。

一般知識の対策をしておこうと思います。

その中でケータイ行政書士はどうでしょうか?実際に使った方の感想を聞きたいです。

基本的な中身

まず最初に基本的なスペックについて紹介していきます。

  • 三省堂から出版
  • 990円
  • およそ120ページ
  • ページの左側に問題、右側に解答解説
  • 赤シート対応

このケータイ行政書士の最大の特徴は、小さくて軽いということです。ページ数がおよそ120ページなので非常にコンパクトです。

そして中身なんですが、左に問題、右に解答解説という合格革命の肢別過去問集と同じ作りになっています。いわばこのケータイ行政書士も5肢を1つ1つの肢に分けて一問一答式にしているので構成はかなり似ていますね。

ちなみに合格革命の肢別過去問集の方は赤シート対応になっておらず、少々不便さを感じていました。しかしこちらのケータイ行政書士は赤シート対応になっているので、解答解説部分を隠す手間が省けます。

収録内容

続いて中身の部分でどういったテーマが収録されているのか、というところを紹介します。

  • 個人情報保護、情報通信
  • 環境問題
  • 核軍縮
  • 難民
  • 雇用
  • 社会保険、公的扶助
  • 財政
  • 経済学(日銀、市場)
  • 貿易
  • 政治史、政治制度
  • 行政改革

というテーマが掲載されております。ページでいうと個人情報保護関連とその他の政治、経済、社会がだいたい半々くらいです。

特に個人情報保護法の部分はそれなりの問題数があって、役に立ちました。私がたびたびオススメしている合格革命の肢別過去問集にも個人情報保護法の分野があるのですが、問題数を比べてみると

  • 肢別過去問集→57問
  • ケータイ行政書士→80問

ですので演習量でいえばこちらのケータイ行政書士の方が多くなります。

この個人情報保護法と別の政治、経済、社会の法も狙われやすい部分をピックアップしていますのであなどれません。

実際に令和元年度の本試験にも出題された部分がありますので、心底この問題集をやりこんでいて良かったと感じました。

ちなみに出題された箇所は、政治史・行政改革・雇用の部分です。ケータイ行政書士をやりこんでいれば解けたはずです。私もここは問題なく正解することができました。

ケータイ行政書士の良いところ

ここでこのケータイ行政書士のメリットをまとめておきます。

  • 軽くて持ち運びもしやすい
  • 個人情報保護法の分野がそれなりのボリュームである
  • 政治、経済、社会は狙われそうな分野が一通り掲載されている
  • 知識を必要以上に深掘りしていない

というところでしょうか。上の項でもちょくちょく書いてはいますが、持ち運びに便利なのは本当にありがたいですね。外出先や職場にも難なく持っていけるのは好都合でした。

個人情報保護法は80問というボリュームでがありますから、知識の習得には大きく貢献してくれます。

政治、経済、社会の分野ですが、正直本試験の一般知識は何から出題されるか予想がつきません。ですが過去問を見るとわかる通り、こういう基本的なところからも出題はあります(実際に昨年は基本的な分野からの出題が多かった)。

時事問題の対策ももちろん大事ですけど、基本的な政治、経済、社会の分野は最低限押さえておくべきです。そんな中でこのケータイ行政書士はその基本的な分野と知識がまとめられています。

正直めちゃくちゃ深い知識まで聞いてくる問題って少ないので最低限この問題集の知識で足りますよ。上手くまとめてある上に最低限必要なことしか載っていないですが十分です。

逆に悪いところ

メリットもあればデメリットも当然あります。見ていきましょう。

  • 問題量が物足りないと感じることもある
  • 法改正対応といっておきながら、しれっと対応していない箇所あり

の二点になりますね。

まず問題数に関してですが、これは人によりけりではあると思います。私のようにこのボリュームでも大丈夫だと感じる人もいれば、これだけでは不安だな…っていう人もいるでしょう。

その場合は公務員試験用のスーパー過去問の政治、経済、社会の分野のものを一冊買うのも手ですね。このケータイ行政書士より多くの演習量をこなすことができますので。

それともう一点がこれあってはいかんだろ…というものなんですが、個人情報保護法のところで法改正に対応していない箇所がありました…

問題を解いているときに明らかに間違っている箇所があるのに答えが違い、基本書に戻って確認してみて間違いが明らかになりました。結構大問題です。

まぁ私はさらっと問題集を訂正したのであれですが、人によってはクレームいれるレベルです。これは2019年版の話なので、2020年版ではしっかり訂正してから出してもらいたいものです。

使い方

最後にこのケータイ行政書士の実際の使い方を私の事例を元に説明していきます。

  • 9月に入ってから回し始める(解き始める)
  • どちらかというと個人情報保護法の分野に力をいれる
  • 本試験までに20周は回す
  • 答えを覚えるんじゃなく、なんで間違いかor正解なのかを言えるまで繰り返す

ぶっちゃけ一般知識自体、私は9月もしくは8月後半から取り組めば間に合うと考えています。ですのでこのケータイ行政書士も本格的に解くのはそのくらいの時期からでいいです。

そして一般知識の得点源である個人情報保護法の分野を重点的にやるということですが、毎年一般知識の14問中3問程度は必ず出題されます。これほど相手の手の内がわかっているものをみすみす落とすわけにはいきませんよね?

正直政治、経済、社会は何が出てくるか計算しづらい面があるので力をいれるのは個人情報保護法の方という作戦がベターです。

そしてこの問題集を20周は回して下さい。それくらいすれば十分知識はものになっているはずです。おそらく最初は一冊回すのに結構時間かかります。私は2時間はかかっていたと思います。

ですが慣れてくれば1時間もたたずに一冊回せると思います。そうすれば20周はそれほど苦にならないはずです。最初をなんとか乗りきりましょう。

そして最後ですが、きちんと1つ1つの肢をなぜそうなるのか理由が言えるくらいまでになりましょう。これが一番大事なことです。たまに答えを覚えてしまってそれを何周もやってできるようになったと勘違いする人がいます。

これは一番やってはいけない愚かな行為です(過去の私ですね)。答えだけ覚えたところでその通りそっくりそのまま出題されるわけがないので意味ないです。

まぁこれはどの問題集でも言えることですが、めちゃくちゃ大事なことなので繰り返し述べておきます。

まとめ

今回は一般知識の対策としてオススメのケータイ行政書士について述べてきました。私は本当にこの問題集に助けられて合格をつかむことができたといっても過言ではありません。

ちなみに私が実際に使った他のオススメのテキスト類の紹介記事も書いていますので読んでみて下さい。

行政書士オススメテキスト[5冊紹介する]

何より軽くてコンパクトな面が最大のメリットでした。職場の昼休みなんかには、家から持ってきたこのケータイ行政書士を解いて一般知識の対策をしていました。

みなさんも一般知識対策をするときにはぜひこのケータイ行政書士を手にいれて下さい。

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