六法が行政書士試験の勉強に必要なものだということはわかりました。
ではいったいどの六法を使うのがいいでしょうか?
前の記事(六法の使い方)はこちら↓↓↓↓
あなたは行政書士試験の勉強において、六法を使おうと考えているでしょうか?
六法は私の勉強した経験から考えても必須のアイテムといえます。しかし次に悩むのが一体どの六法を使えばいいのか?っていうことになるんですよね。
大きめの書店にいくとわかるんですけど、六法だけで何十冊もおいてあります。そしてどれもほぼ同じような感じに見えるんです。何か大きく中身が違うようにも見えないし…
私も行政書士試験の勉強を始めようと思って、書店にいきました。しかし結局悩んでしまって、六法選びは後回しにした経験があります。
そこで今回は実際に私が使用した六法二冊をそれぞれ紹介していきます。この記事を読めば、自分の相棒となる六法が決められるはずです。
デイリー六法
スペック
まずはデイリー六法の基本的なスペックを紹介します。
メリット
次にデイリー六法のメリットです。
全ての条文が載っている
スペックのところでも書いた通り、ページ数が多いということは全て条文は載っています。もちろん条文数がめちゃくちゃ多い、民法や会社法もしっかり改正後のものが載っています。
まぁ国語辞典なんかと同じような感じなので、全て載っているのは当たり前といわれればそれまでなんですけどね。
索引機能がある
索引ってどういうことかわかりますか?辞書の後ろに単語が羅列してあって、調べたい言葉がどこにあるのかわかる機能です。
例えば遺産分割について知りたいときは、後ろの羅列してある所から遺産分割という単語を探します。すると例のように書いてあります。これは民法906条~914条に書かれている、ということです。
デメリット
次にデメリットをどうぞ。
重い
この一言につきます。外出先に持っていくのは結構やっかいな重さになりますね。ページ数が2000ページもあるので仕方ないところではありますけどね。
文字が小さい
このデイリー六法を買ったときに表の背表紙に、大きな活字で掲載と書かれてありました。しかし個人的な意見として、結構文字は小さい方の部類に入ると思いますね。
私は視力はいい方なので、特別めちゃくちゃ近寄らないと見えないということはありません。ただ少し視力が微妙な人に関しては、結構キツイんじゃないですかね。
もちろん人によるのでなんとも言えませんが、視力のいい私でもなんか小さいな?と感じたくらいなのでデメリットであげておきました。
ケータイ行政書士ミニマム六法
スペック
続いてミニマム六法の基本的なスペックの紹介です。
メリット
ミニマム六法のメリットです。
コンパクト
こちらはデイリー六法と対照的です。とにかく軽い。持ち運びも苦になりません。私はしょっちゅう外出先にミニマム六法を持っていっておりました。
文字が大きめ
ミニマム六法の方には文字が大きい!とは書いてありませんが、デイリー六法よりは文字が大きめになってますね。
視力のいい私は多少離れたところからでも読めるレベルです。なので視力が微妙な人もそこまで見づらいということもないんじゃないでしょうか。
大事な部分が青文字
条文を読みこむときってマーカーを使う人も多いですよね?そのときに重要箇所が目立っていたら、より理解が深まりませんか?少なくともここは重要だという意識づけにはなります。
それをこのミニマム六法は取り入れているんです。重要箇所は部分部分で青文字になっているのでどこがポイントなのかわかりやすくなっています。
条文のところに出題年度が記載されている
ミニマム六法のスペックのところに画像を貼っています。その中に、
出た!H30
というふうに書いてある部分があるのがわかりますか?この出た!H30というのはH30年に該当箇所が出題された、というのを表しています。
なので青文字表記の部分と共に、出題箇所の表記もあるので重要箇所がどこかわかりやすいですよ。
デメリット
デメリットをどうぞ。
全ての条文が載っていない
これがこのミニマム六法最大のデメリットになります。意外と条文が抜けているところがあります…
前書きのところに、試験に必用な部分だけに絞って掲載しています。とあるんですが、少し絞りすぎてるかな?という感じがしました。
もちろんめちゃくちゃ抜けまくっているということもありませんので、安心してください。私の場合、抜けている部分は書き足して使っていました。
例えば、ルーズリーフとかに条文を写し書きしてそれを後ろに貼りつけていました。めんどくせーな…と思われるかもしれないんですけど、
- めちゃくちゃ書くわけではない
- 一度書けばもう終わり
なので私はそこまで負担には感じていませんでしたよ。
索引機能は無し
こちらはデイリー六法のような索引機能はありません。しかし、ミニマム六法は一冊で325ページしかありません。なのですぐに探している該当範囲は見つけられます。
2000ページもあればさすがにキツイですが、300ページちょっとであれば索引機能は必要ないかなと感じました。
それぞれの六法に向いている人
さて、ここまでデイリー六法とミニマム六法それぞれを紹介してきました。
デイリー六法が向いている人
ずばり主に勉強する場所が家の中だという人です。デメリットのところで述べましたが、とにかくデイリー六法は重いです。
ゆえに持ち運ぶのはきついです。しかし家の中において置けば、家で勉強するという人にとっては不自由がありません。
ですので外出先ではあまり勉強しないとかいう人にはオススメできます。
ミニマム六法が向いている人
外出先でちょくちょく勉強する人です。何よりミニマム六法最大のメリットである、持ち運びが容易という点ですね。
これなら家でも、外出先でもガッツリ使うことも可能ですのでオススメですね。
まとめ
さて今回は私が実際に使用していた六法を比較するという形で紹介してきました。
六法は間違いなく行政書士試験の合格に必要なアイテムです。私は六法で条文の確認をしつこくやっていたことがプラスになりました。
今回紹介した2つの六法でどちらが自分によく合いそうか考えて 、ぜひ勉強に取り入れて下さいね。
六法に関するまとめ(使い方や必要性)の記事はこちらから↓↓↓↓