謝罪広告事件について解説します【行政書士試験·公務員試験】

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ヌメまさ
 

謝罪広告事件…?なんだかよくわからんヌーね。

誰かわかりやすく教えてくれヌー!

みなさんは謝罪広告事件がどういう事件か説明できますか?法律初学者でまだ勉強を始めたばっかりだという人には難しいかもしれません。

そういう人にとっては、この謝罪広告事件がどういう理由でどんな結論になったのかわからないかもしれませんね。

実際私も勉強を始めてから、憲法に手を出したときこの事件がなんだかよくわかっていませんでした。なので気持ちはよくわかります。

ですので今回は謝罪広告事件の概要から、出題されるときのポイントまで一通り説明していきます。

謝罪広告事件とはどんな事件?

事案

裁判所が他人の名誉を毀損する行為を行った者に対し、新聞紙上に謝罪広告の掲載を命じることが良心の自由を侵害しないかが争われた。

判旨

他人の名誉を毀損した者に対し、被害者の名誉を回復するに適当な処分として、謝罪広告を新聞紙等に掲載すべきことを加害者に命ずることは、時にこれを強制することが加害者の人格を無視し著しくその名誉を毀損し、意思決定の自由を不当に制限するものとなり、強制執行に適さない場合に該当することもある。

だが単に、事態の真相を告白し陳謝の意を表明するにとどまる程度のものであれば強制執行に該当するものとも言えない。

本件の上告人の訴えは上告人名義で被上告人に、当該記事は真相に相違しており、貴下の名誉を傷つけご迷惑をおかけしました。ここに陳謝の意を表します。

という内容の謝罪広告を新聞紙に掲載すべきことを命ずる判決は上告人に屈辱的若しくは苦役的労苦を科し、又は良心の自由を侵害することを要求するものとは解せられない。

謝罪広告事件のポイント

この謝罪広告事件のポイントは、

  • 他人の名誉を傷つけた者に、謝罪広告の掲載を命ずるのは、時に加害者の良心の自由を不当に制限することもありうる
  • しかしただ事態の真相を告白して謝罪の意を表明するくらいのものならば問題ない

という2つのポイントになります。

謝罪広告を命じると加害者にも不利益になる場合もあるが、ただ単に真相を発してすいませんというくらいのものなら全然問題ないということです。

謝罪広告事件の出題例

謝罪広告事件の出題のされ方は、行政書士試験·公務員試験ともに同じようなパターンです。

・ 謝罪広告の強制は、それが事態の真相を告白し陳謝の意を表するにとどまる程度であっても許されない。

謝罪広告事件に関していえば、このパターンを覚えておけば問題ないでしょう。これの答えはもちろん❌ですね。

しっかりおさえておきましょう。

まとめ

今回は謝罪広告事件についてかみ砕いて説明しました。わかりましたでしょうか?この事件は行政書士試験·公務員試験ともに過去に出題されている判例です。

おそらくどちらの試験でも肢の一つに含まれる形で出題されるでしょう。そのときのためにこの謝罪広告事件の知識をしっかり頭にいれておきましょう。

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